今日の半歩先読み
東芝はリチウムイオン電池の容量や出力を2割高める新技術を開発したとの記事に注目です。主要部材のセパレーター(絶縁膜)が薄くなり、電池を小型に出来ることにより、体積あたりの性能が高まるそうです。セパレーターの製造コストは半減するそうです。この記事でメリットのあるのは、当然東芝 (6502)ですが、大企業だけに影響は限定的だと思われます。逆に悪影響が考えられるのが、セパレーター専業メーカーのダブル・スコープ (6619)です。すぐの悪影響は考えられないですが、製造コストが半減し、容量・出力が2割増しの競合商品が登場すれば、将来的に悪影響が出る可能性がありそうです。
ダブル・スコープ (6619)1,880円
リチウムイオン電池セパレーター専業メーカー。
今日も皆様に相場の福が授かりますように!!
※本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する会社や会社のアナリストとしての意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。