トヨタが6日続落と下値模索、足もとの円高とトランプ政権関税引き上げの動きが重荷
トヨタ自動車<7203.T>が6日続落と下値模索の動きを続けている。時価は7000円大台攻防でここを大きく下回ると13週移動平均線も下に抜ける形となるだけに正念場を迎えている。きょうの取引時間中に外国為替市場では1ドル=109円台前半まで円高に振れており、ひと頃の円安メリットへの期待が薄れてきた。同社の19年3月期想定為替レートは1ドル=105円で、実勢よりはかなり厳しめに見ているが、マーケットでは増額修正期待を事前に織り込んできただけに、足もとは利益確定を急ぐ動きが優勢。また、米トランプ政権の関税引き上げの検討も引き続き株価の重荷となっている。
出所:minkabuPRESS
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