ＮＹ休場で材料不足 22200-22500のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

ＮＹ休場で材料不足

●先週末２５日のＮＹ株式市場はダウは続落。原油減産で協調している産油国の担当相が生産量を増やす用意があると発言し原油相場が大幅安となり、エネルギー株を中心に売りが先行。２８日がメモリアルデーの祝日でＮＹ市場は休場、イタリアで大衆迎合主義（ポピュリズム）政党の「五つ星運動」と極右政党の「同盟」の連立政権が成立する見込みで、財政支出が大幅に増え同国の財政が悪化するとの懸念嫌気、、ナスダック指数は小幅ながら反発。

●本日の日経平均は売り先行と読む。
ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万２３４５円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万２４５０円と比べ１０５円安い水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物（夜間取引）終値は２万２３５０円。

●日経平均株価と上下の節目
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２万２６８４円　一目転換線
　２万２６２１円　５月ＳＱ値
　２万２５２８円　２５日線
●２万２４５０円　昨日終値
　２万２４１１円　一目基準線
　２万２３８１円　２６週線
　２万２３４５円　ＣＭＥ日経平均先物
　
●目先は直近の最大調整値幅の974円を逸脱するかがポイント、即ち、
　22076円の維持が大事。

●今週の主な予定

28日（月）
米国、英国株式市場は休場

29日（火）
日本雇用統計（4月）
セントルイス連銀総裁、講演

30日（水）
黒田日銀総裁、あいさつ
米GDP改定値（第1四半期）
米ADP雇用者数（5月）
米地区連銀経済報告（ベージュブック）
OECD経済見通し

31日（木）
中国製造業PMI（5月）
ユーロ圏失業率（4月）
米個人所得支出（4月）
米中古住宅販売制約指数（4月）
ブレイナードFRB理事、講演
アトランタ連銀総裁、講演
セントルイス連銀総裁、講演
コンスタンシオECB副総裁、任期満了
G7財務相・中銀総裁会議（6月2日まで）

1日（金）
米雇用統計（4月）
米ISM製造業景況指数（5月）
マレーシア、消費税廃止

※予定は変更することがあります