個人投資家の買戻し期待
前日比35円25銭安の22,472円78銭で引けました。
ゴールデンウィークの連休を控えて、
ポジションを手仕舞いする動きが優勢となりました。
連休中は4月米国雇用統計の発表等の行われますが、
おおむね無難に通過する可能性が高いと考えます。
北朝鮮情勢が好転する報道が続いていることで、
投資家のスタンスも少しずつプラスに傾いています。
大型連休を前に、新たな買いを控えていた投資家も、
連休後は資金投入する期待が持てると考えます。
よって、7日の日経平均株価は【上昇して引ける】
期待が持てると判断しました。
なお、連休明けは、3月決算企業の通期決算発表が本格化します。
8日は「三菱商事(8058)」をはじめとする商社株、
9日は「トヨタ自動車(7203)」等の決算が発表されます。
個別要因で株価が大きく変動する可能性が高く、
保有銘柄や注目銘柄の決算状況には注意が必要でしょう。
日本企業は決算内容を保守的に見積もる傾向が強く、
外需企業は、直近の円高傾向に悲観する可能性が高いでしょう。
例年以上に保守的な通期業績の見通しとなる恐れもあり、
場合によっては、決算発表前にポジションを解消するのも方法でしょう。