(5614)川金ホールディングス
四季報によると、土木建築機材は震災復興関連で底上げ。素形材も鋳鋼品は鈍いが異型鋼は安定。中国特損消滅のうえ、のれん特益。18年3月期は土木建築機材が堅調持続。素形材にも中国の構造改善効果が継続。前期買収した2社も通期寄与。営業益続伸。産業機械は既存の自動車・建機向け以外の市場や北中米市場の開拓に注力。土木建築機材依存からの脱皮を目指す。
2月8日発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益+10.3%の16億円、経常利益+40.3%の16億円の増収・増益の見通し。
2月8日発表の四半期決算は、大幅増益を達成し純利益はすでに通期見通しを突破しています。
同社は素形材、土木建築機材、産業機材が3本柱で橋梁用支承のトップメーカーです。
2012年11月16日の258円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、2013年3月22日の368円まで上昇するものの、ここを当面のピークにして下降トレンド(A)入りとなり、12月24日の245円まで下落。ここからゆるやかな上昇トレンド(B)となっていましたが上放れとなって急騰し、2015年5月27日には490円まで上昇後、押し目を入れて再上昇となり、7月14日には525円の高値をつけました。ここをピークに買われすぎから急角度の下降トレンド(C)となって2016年2月12日の220円まで下落しました。ここを底値に上昇トレンド(D)となっていましたが、この中で11月9日の244円を安値に急角度の上昇トレンド(E)へ移行し、今年の3月8日に415円をつけて押し目を形成しているところです。
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(1719)安藤・間
四季報によると、単体受注は7・6%増の3900億円計画。道路など複数の土木工事で採算が急改善。最高益。18年3月期は受注残潤沢。土木は好採算工事剥落で粗利率低下、建築横ばい。高水準ながら営業益小反落。千葉にプレキャスト部材の製造工場を建設中。初夏に操業開始予定。需要増に備え安定調達につなげる。ラオスで橋梁改修工事と水力発電所拡張工事を受注。
2月8日発表。2017年3月期決算予想は、前年同期比で営業利益が昨年11月18日時点で+40.2%の357億円、経常利益が+45.9%の340億円と上方修正され2月8日時点でも見通し変わらず。
2014年2月4日の315円を安値とする上昇トレンドの中で12月29日の810円の高値をつけ、2015年8月4日の639円まで調整後、再上昇となって10月14日の823円をつけ、ここをピークに下降トレンド(A)となりました。この下降トレンド(A)の中で2016年2月12日の486円で底打ちとなり、その後は520円水準を下値とし、上値を切り上げる直角三角形の保ち合い(B)となり、この中で6月24日の510円を安値とする上昇トレンド(C)へ移行しました。業績上方修正期待から急角度の上昇となり、今年の2月9日に874円の高値更新となって買われすぎから調整となり、3月23日に771円で短期の売転換となっています。
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(3686)ディー・エル・イー
四季報によると、東京ガールズコレクションは台湾ほかアジア展開が奏功。著作権ビジネスも食品会社等とのコラボ企画で後押し。一部案件の納品後ろ倒しで上期赤字だが通期増益維持。18年6月期も著作権ビジネスがスタンプ採用等で牽引。のれん代を吸収。稼ぎ頭のキャラ『鷹の爪』をアニメ専門チャンネルで放送開始。AI開発会社と提携、動画等で新サービス模索。
2月14日発表。2017年6月期決算は、営業利益で6.55億円、経常利益で6.45億円の見通し。過去の決算データは発表されていません。
過去1年間のチャート(柴田罫線)の動きですが、決算データは発表されていませんのでチャートの形からの推奨となります。
2016年1月21日の582円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で6月1日の1269年の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)となりました。6月24日の750円まで1段下げとなって、ここから6月30日の970円まで反発し、この水準でもみあったあと下放れとなって8月29日の516円までが2段下げとなりました。終値ベースでみるとほぼ同値の2段下げとなります。516円を安値に反発し、9月12日の760円、11月9日の767円と2点天井となって11月14日の556円まで下落。ここから小さな三角保ち合い(C)となったあと、下降トレンド(B)をぬけて上放れとなり、今年の1月10日に878円の戻り高値をつけました。しかし、ここから行って来いの下げとなって3月16日の542円の安値をつけ3月24日に621円で買転換となったあと、542円に対する2番底の動きとなってきています。
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(5104)日東化工
四季報によると、不採算製品見直すうえ販価下落。が、好採算樹脂洗浄剤が想定超。終盤に工場の一部修繕費。株売却益。18年3月期は建築土木向けマットが需要増だが、自動車関連向けゴムコンパウンド低調。天然ゴムなど原材料高きつい。営業益小幅減。樹脂洗浄剤は代理店網フル活用で全国の樹脂成形メーカー掘り起こす。不採算製品絞り込みは16年度にほぼ一巡。
1月27日発表。2017年3月期予想は前年同期比で営業利益は2016年10月28日時点の+53.4%の2.5億円から+84.0%の3億円へ上方修正、経常利益も+56.7%の2.3億円から+93.3%の2.9億円と上方修正。
2012年10月11日の50円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年5月23日の97円まで上昇。その後、ここを当面のピークにして68~92円のボックス相場(A)となり、この中で2014年10月16日の69円を安値にボックスを上放れし、2015年3月4日には139円の高値をつけました。ここを1番天井にし、6月11日の119円を2番天井にして下落となり、7月27日の109円を戻り高値にして下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンドの中で2016年7月6日の58円の安値をつけて反発し、7月13日に93円までの長い上ヒゲを出して、その後ゆるやかな上昇トレンド(C)となっていました。この中で11月9日の70円を安値に上放れとなって、11月24日には103円まで上昇し、その後は90円をはさんだもみあいとなっています。安いところを買って中小型株相場を待つところです。
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(1890)東洋建設
四季報によると、単体受注23・8%減1350億円。陸上土木工事が採算悪化。会社計画線の営業益小幅反落に。18年3月期は建築や海上土木の受注残消化。営業益高水準。上期に海外案件の受注決まれば収益上振れ。昨年完成の自航式多目的船が4月以降本格稼働。高精度の定点保持能力生かし魚礁据え付け等に活用。那覇空港の滑走路増設4工区埋め立て工事をJV受注。
2月9日発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益-5.5%の80億円、経常利益-1.3%の74億円と小幅の減収・減益見通し。
2013年6月27日の220円の安値から上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年2月9日に610円の高値をつけ、ここをピークに5月20日の448円まで下げたあと、大きな上下動を繰り返しながら、ゆるやかな下降トレンド(B)となっています。この下降トレンド(B)の中で、2016年2月12日の414円、6月24日の379円、11月9日の374円と順下げの三点底となって反発に転じ、今年の2月15日に423円で買転換となって、再度11月9日の374円に対する2番底を試す動きとなっています。
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