古河電[東1](5801)は閃光を放つか、無電柱化で市場の関心向かうか
古河電[東1](5801)は、270円を挟んで高値もみ合いとなっています。
今回東京都知事選挙で圧勝した小池百合子氏は「都道の電線ゼロ化、技術開発を支援する」との公約を掲げていましたので、同社に対する関心も高まると思われます。
阪神・淡路大震災、東日本大震災という大きな災害を経て、防災・安全の観点から、無電柱化の必要性が高まっている。2020年には東京オリンピックが開催されるということも、追い風の一つといえます。
シンガポールで400キロボルトの超高圧地中送電線の敷設工事をシンガポール電力から140億円で受注した実績がありますから、注目される可能性はあります。
古河電[東1](5801)が、前日2日大引け後に発表した今3月期第1四半期決算が、営業利益46億7800万円(前年同期比44.2%増)と業績は好調です。
株価は、1月7日に年初来高値283円をつけた後、260円を軸に往来相場となっていますが、225円どころを下値として固めていますし、足元の業績も好調ですから、上放れする可能性はあります。
過去インターネットバブルが発生した2000年には米光ファイバー子会社の業績回復を手掛かりに3710円の上場来高値と買われたことがあります。
また、2008年のリーマンショック直前は、全般軟調展開となる中、同年3月安値302円から同9月に高値579円と上昇した経緯がありますから、閃光を放つような動きとなるか市場の関心が向かうか注目したいところです。
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