【今週の注目銘柄】中小型株を狙う!

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最新投稿日時:2015/12/08 12:55 - 「【今週の注目銘柄】中小型株を狙う!」(みんかぶ株式コラム)

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【今週の注目銘柄】中小型株を狙う!

著者:堀 篤
投稿:2015/12/08 12:55

 例年12月は、中小型株の物色が盛んになるということで、好業績、高進捗率、割安という部分を主眼に置いて、これから狙い目の銘柄を選んでみました。
 
 

<3848>データ・アプリケーション JQ 単元株数100株

 
 企業向けEDIソフト開発で首位のITベンチャー。
 
 10月30日に発表のあった中間決算では、前年同期比で、売上高34%、営業利益112%、経常利益111%、純利益116%と非常に好調で、通期予想に対する進捗率は、売上高55%、営業利益77%、経常利益78%、純利益76%と上方修正期待が持てる結果となりました。
 
 しかしながら株価は決算発表後に利益確定売りに押され、8月の市場全体が急落した株価水準まで下落しました。
 
 ただ、同社は電力自由化に向けた統合EDI(電子データ交換)ソフト「ACMS(エーシーエムエス)シリーズ」最新版を電気事業者向けに提供すると発表しており、16年4月からの電力小売り全面自由化では、中立的民間機関である広域機関が主体となって電力システム改革が行われ、同時に「スイッチング支援システム」と「広域機関システム」が稼働を開始します。「ACMS」では両システムとの連携を効率化することができ、これら業務を同一システムで統合運用が可能になります。
 
 チャートを見てみますと、11月24日から反発を開始し、12月1日に高値を付けてから、現在は押し目を入れ二番底を探っている状態で、この辺りで値を固めてくると思われ、また、このシステムの実用化を考えれば、今後も大幅な増収増益が期待できることから、中期的に株価の下支え材料になるはずですので、現在の株価水準は拾いどころだと考えます。
 

<5381>Mipox JQ 単元株数100株

 
 微細表面加工の液体研磨剤大手。
 
 まずは業績面ですが、11月6日大引け後に発表のあった16年3月期第2四半期累計(4-9月)によりますと、前年同期比で売上高21.4%増、営業利益87%増、経常利益85.9%、純利益93.6%増と非常に良好な決算となっており、通期計画に対する進捗率は売上高52%、営業利益62%、経常利益68%、純利益74%と高く、上方修正期待が持てる内容です。
 
 光ファイバーや半導体関連向けに利益率の高い研磨フィルムの販売が伸び、売上構成が良化することが収益を押し上げており、マレーシアリンギット安による為替差益の発生も上振れに貢献したようです。
 
 指標面では、配当利回り2.4%と悪くなく、PER8.45倍、PBR0.86倍と非常に割安水準です。
 
 チャートを見てみますと、10月からは右肩上がりの緩やかな上昇トレンドを形成しており、直近1週間ほどは450円近辺で揉み合いの状態となっております。
 
 同銘柄は新興市場銘柄でありながら貸借銘柄に指定されておりますので、高値期日が気になるところですが、年初来高値は4月28日に付けておりますので、高値期日の売りものが降ってくる心配はありません。
 
 例年12月は、中小型株への見直し物色が始まることを考えれば、好業績で割安水準、そして出遅れ感のある同銘柄への見直し買いは十分に有り得えますので、今が絶好の仕込み場と考えます。
 
 
 

<5915>駒井ハルテック 東1 単元株数1000株

 
 11月12日に発表のあった16年3月期第2四半期累計(4-9月)によりますと、前年同期比で売上高10.7%減、営業利益510%増、経常利益391%増、純利益368%増と前期に受注した大型橋梁工事が順調に進捗した事で大幅に業績が改善、鉄骨工事の市況が改善されている事からも後期も好調になると見ております。
 
 また通期予想に対する進捗率は、売上高46%、営業利益94%、経常利益95%、純利益94%と営業利益、経常利益、純利益に関しては非常に高進捗であることから、再度の上方修正も期待出来る内容となっております。
 
 指標面では、東証一部の金属製品業種の平均PER 18.8倍、平均PBR 0.8倍と比べても、同社のPER 13.98倍、PBR 0.48倍は共に割安水準です。
 
 日足のチャートを見ますと、11月6日から急騰し、押し目を付けながらも再度上昇に転じて現在は260近辺で揉み合っている状態となっておりますが、12月3日、4日と共に下がったところでは買いが入り下ヒゲを残していることから、上昇への強さが伺え、売りモノを消化したら明確に揉み合いを上離れする上昇が期待出来るものと考えます。

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配信元: みんかぶ株式コラム

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