5分でわかる!クラウドファンディングのメリット・デメリット

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最新投稿日時:2014/08/18 18:43 - 「5分でわかる!クラウドファンディングのメリット・デメリット」(みんかぶ株式コラム)

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5分でわかる!クラウドファンディングのメリット・デメリット

著者:川島 寛貴
投稿:2014/08/18 18:43

今回は、最近気になる「クラウドファンディング」について
日本クラウド証券株式会社の大前和徳社長にご説明して頂きました!

5分でわかる「メリット・デメリット」をお楽しみください。


 

今回はクラウドファンディングのメリットとデメリットについてお話したいと思います。
 

クラウドファンディングの話をここまでしたが、一体、利用する・お金を出す側から見たときに
どんなメリットがあって、また、気を付けなければいけないことはどんなことなのか?

まずはメリットをまとめてみました。5つの分類があるので、どれがどの分類に属するかという
こともなかなか伝えにくいので全体に関わりにあるものとして話をすると、
 

まず一つ目、自分の持っているお金を主体的にいかせる。

金融機関に任せっきりではなくて、自分が持っているお金を自分の使いたいように、
自分が共感するもの、自分が本当に生かしたいというものに自分のお金を使うことができる。

お金に対して、より主体系に考えることができるのがクラウドファンディングの大きなメリット
なのではないか。
 
 

二つ目は、自分のお金を主体的に動かしながら、そこで既存の金融商品や金融サービスにない魅力
を得られる。
 

たとえば、
寄付型や購入型の場合、自分のお金を出した相手への共感、こういったものが金銭的な直接的な
リターンはない中でも得られる可能性がある。

株式型の場合、自分が直接株主になれるわけですから、お金をただ出すだけではなくて、
そこに自分が関わっている、

あるいは、
購入型の場合、自分の出した資金で商品やサービスが作られ、それが世の中で流行っている。
映画にお金を出す、音楽にお金を出す。
そういったものの含めて自分がより主体的にかかわることできるという心の満足を得ることができる。
 

あとは、金利。
たとえば投資家のクラウドファンディングになると、だいたい、特に融資型で金銭的なリターンが
はいってくるが金利が3-4%、5%、ものによっては5%以上の金利が得られることがある。

これは普通の銀行預金やその他の投資商品ではなかなか得られない金利が得られる。
これはクラウドファンディングを使ってお金の受け手と出し手の間をぐっと縮めることで
中間コストが少なるなる。
このことによって、そのコストメリットがお金出し手であるみなさんへ還元されてくる。
いうことで金利というのも大きなメリットとなる。
 

そして、小口の資金で大きな関わり。

これは自分は5000円しか出せない。1000円しか出せない。
それでも、あの映画監督の映画を作る資金に貢献できる。あの大きな企業の資金調達に自分も関われる。
そういったかたちで本来であればとても小口のお金ではできものに、クラウドの力でみんなで
お金を出し合うことによって大きな資金需要に対して対応していくことができる。

これがクラウドファンディングの大きな魅力になっていくのではないか。
ですから小口のお金しかないという方々にとっても、クラウドファンディングはみなさんにとって
非常に魅力的なメリットを提供できるのではないかと考えられる。
 

一方で良い話ばかりではないので、デメリットってどういところがあるのだろうか。
 

まず、一つ目は、
資金調達する人、会社のリスク、お金を集めたけれど、集めた資金を有効にいかせないという場合がある。
 

たとえば
購入型の場合、
何かを作りたいといって集めたが、実際に計画通りに物が作れない。

融資型の場合、
融資をしたけど、お金が返ってこない。
 

株式型だと、
目標通りに企業が成長しない。

そういったようにお金を届けた相手先が期待通りにパフォマーンスしてくれないということは
寄付型であろうとリスクとして残る。
 

もう一つは流動性。
いかにも投資商品っぽい言い方になるが一度出した資金をやっぱりやめたといって、転売したいとか、
お金を戻すことはなかなかできない。
お金を一度提供を受けたら、そのお金を使っていろんな事業にやったりすることにそのお金は使われて
いることが多いので出したお金は戻ってこないということが大きなデメリットとなる。
 
 

最後は運営会社のリスク。

クラウドファンディングをやっている会社は、毎日のように新しいサービスが生まれていますが
世界でもたくさんある。
そこがきちんとお金の出し手と受け手の中間に入ってやる大事な役割だが、そこがきちんと運営されて
いなければ、その会社がたとえば潰れちゃったり、あるいは変なプロジェクトや資金調達の手伝いをすることになって
しまった、そういった風評のリスクもある。
そういう意味でいうと、どういうところがクラウドファンディングのサービスを運営しているのか
というところもしっかり見るということも大事。
場合によっては、なんらかのトラブルに巻き込まれた場合にお金を出したみなさんにとって大きなリスクとなっていく
ということになる。
 

<Crowd Bank ― 新しい投資のカタチ ― >
https://www.crowdbank.jp/index.html

クラウド

配信元: みんかぶ株式コラム

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