中東情勢緊迫懸念 21400-21700のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

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最新投稿日時:2018/04/12 08:53 - 「中東情勢緊迫懸念 21400-21700のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆」(加藤あきら)

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中東情勢緊迫懸念 21400-21700のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2018/04/12 08:53

中東情勢緊迫懸念

●11日のNY株式市場は、中東情勢悪化懸念で反落。化学兵器使用の疑惑があるシリアのアサド政権に対する米英仏間で調整が本格化。トランプ米大統領がシリアに対し「ミサイルが来るぞ」とツイッターに投稿し、シリアを支援しているロシアとの対決姿勢も強めたことから市場では地政学リスクを意識したリスクオフの流れが加速しました。3月米消費者物価指数(CPI)は前月比で0.1%低下と横ばい予想に反して10カ月ぶりのマイナスとなった一方、変動の大きな食品を除くコア指数は0.2%上昇し予想と一致。投資家の目は中東情勢へ向いているため、経済指標や議事録に反応はなし。

●本日の日経平均は中東情勢緊迫懸念で円高が進み軟調な展開と読む。CME日経平均先物の終値は2万1645円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1687円と比べ40円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物(夜間取引)は2万1650円で終了。

●トランプ大統領は米州首脳会議のある南米への訪問を中止し、シリア情勢への対応を優先。今回の首脳会議ではカナダなどが通商問題での交渉進展を意識していた、かなり重要なものと認識もあっただけに、シリア情勢の緊迫化で投資家心理は悪化すると思われる。

●NY原油先物(5月限)   66.82(+ 1.31)
シリアを巡る中東情勢の悪化懸念から原油価格(WTI)は約3年4カ月ぶりの高値。

日経平均株価と上下の節目
────────────
 2万1989円 一目雲下限
 2万1951円 13週線
●2万1687円 昨日終値
 2万1674円 5日線
 2万1645円 CME日経平均先物
 2万1495円 一目基準線
 2万1452円 25日線

●決算発表
 
 15:00 津田駒
 15:01 ファストリ
 15:20 島忠
 15:30 文教堂
 16:00 安川電

●今週の予定

12日(木)
米輸入物価指数(3月)
米新規失業保険申請件数(7日までの週)
ミネアポリス連銀総裁、講演

13日(金)
中国貿易収支(3月)
ダラス連銀総裁、講演
ボストン連銀総裁、講演
セントルイス連銀総裁、講演

※予定は変更することがあります。
配信元: 達人の予想

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