弱気の米雇用統計、株急落で金関連は買い
3月の米雇用統計が弱気の数字となり、ドル安となったことから、買いが先行しました。その後、トランプ大統領が中国に対し追加関税を課することを指示したことが嫌気されて、ニューヨークダウが大幅安となったことから、安全資産の金は、堅調な動きとなりました。
注目の米雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比103000人増にとどまり、事前予想の18万
8000人増を大幅に下回りました。これを受けドル安となると、金は地合いを引き締め、1339.1ドルまで急上昇し、いったん1333ドル台まで上げ幅を縮小しましたが、
ニューヨークダウが一時700ドル以上の急落となったことで、リスクヘッジの買いが続き、堅調推移となりました。
引き続き、金融市場が不安定な動きのため、金には買いが入りやすいでしょう。金ETF、金投信関連も買い。