大幅反落となりましたが

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最新投稿日時:2018/02/22 16:34 - 「大幅反落となりましたが」(斉藤紀彦)

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大幅反落となりましたが

著者:斉藤紀彦
投稿:2018/02/22 16:34

基本的な相場の見方は変えていません

先物夜間取引が終了したあと、引けにかけて米国株が下落幅を広げましたので、けさは先物終値よりも下げて始まりました。

さらに日本時間にあわせるように米国株時間外取引が下げ幅を広げましたし、一時は107円台前半まで円高ドル安が進みましたので、その後も下げ幅を広げる場面がありました。

東証1部の売買代金は2兆5902億円、騰落銘柄数は値上がり542銘柄、値下がり1455銘柄、日経225採用銘柄では値上がり30銘柄、値下がり196銘柄となり、東証業種別株価指数は全33業種が値下がりしています。

日経ジャスダック平均は小幅ながら6日続伸しましたが、東証マザーズ指数は6日ぶりに反落しました。

6日間から9日間の数字で集計する短期のテクニカル指標はおおかたがまだ高値圏を示唆している状態ですが、逆に14日間から25日間の数字で集計するものは徐々に底値圏に近づいてきています。

もっとも上昇している騰落レシオ6日は応当日の関係できょうも182.09と上昇していますが、ココからは相場が連日横ばいになっても急速に低下してきます。

ただ一方で、20950円の安値をつけた2月14日以降は下値サポートして機能していた5日線(今日現在:21900円)をきょうの日経平均は大きく割り込んで終わりました。

米国株市場でも日本市場でも、VIX指数が再度上昇してきており、21日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて、米長期金利が一時2.95%と約4年1ヶ月ぶりの高水準を付けたことで、好景気と低金利が共存する適温相場が終わるとの警戒も高まっています。

それでも基本的な見方に変化はなく、上がったところでは利益確定売りですが、下がってきたら買い場を探る感じでいいと思います。

3月限のSQが徐々に近づいてきていることはまた波乱要因になるかもしれませんが、ここまで下げてきましたので、SQ値は相場が戻ったところで決まる可能性もあると思っています。

まだSQ値については2週間先のことなので漠然としたイメージしかありませんが、その前に下落したところを買ってリバウンドを取るチャンスはあると思います。

とりあえずは段階的に買い下がる準備は常に進めておいていいと思っています。

14日の安値20950円近辺まで下がってからリバウンドした場合は違ってくるかもしれませんが、その手前までの調整で止まるようであれば、やはり中小型株の押し目買いが効率良くなりそうです。

斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想

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