短期トレンド転換。株価はどこまで下がる？【2018/02/05-02/09】

リバウンド狙いか戻り売りで

日経平均株価は2月2日金曜日、2万3,274.53.円で取引を終えました。
前回「短期的なトレンド転換がいつ発生しても不思議ではない。トレンド転換を見極めたいので、引き続き短期売買に徹するか、無駄な売買は控えてもいい」と解説しました。
株価は調整しましたが、想定レンジ内で取引を終えた一週間でした。

米国の株式市場は久しぶりに調整した一週間でした。
ドル円相場は小動きの一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを見る限りでは、1月23日につけた高値2万4,129.34円が目先の高値になりました。
その後は伸び悩みとともに利益確定売りに押され、短期トレンドは転換しました。
短期的なレンジの上値は2万3,700円、下値は2万2,650円、それぞれプラスマイナス250円とします。
中長期的な上昇トレンドは継続していますが、短期的には下値支持線を割り込み、下落トレンドに転換しました。
2月2日にニューヨークダウは665ドル安となり、米国の株式市場は久しぶりに調整した一週間でした。米国の株式市場が短期的な天井を打った場合、経験則上時間をかけて上げ下げを繰り返し、少なくとも高値から10％から20％程度の下落があっても全く不思議ではありません。
下落トレンドに転換した今、目先はリバウンド狙いの逆張り短期売買か、戻り売りに徹しましょう。落ちるナイフは、先に拾っても後に拾ってもそう変わりはありません。よくわからない場合は目先の底打ちまで無駄な売買は控えて、資金も精神も削らないようにした方がいいかもしれません。