羽田空港内に水素ステーション設置へ
時価総額:1940.53億円
PER:12.20倍
PBR:1.35倍
【羽田空港内に水素ステーション設置へ】
12月30日付の日本経済新聞で「2019年秋にも、羽田空港に燃料電池フォークリフト用の水素ステーションを設ける」と報じられており、同社による空港内への水素ステーション設置は、17年4月の関西国際空港に続き2カ所目となる。東京五輪に向けて、政府や東京都では水素エネルギーの普及を後押ししていることから、今後もステーションの設置増加が見込まれており業績拡大への期待が掛かる。
【ヘリウム一斉値上げ】
昨年日本経済新聞で「産業ガス各社が半導体の製造工程などに欠かせないヘリウムを一斉に値上げする」と報じられており、採算改善につながる。ヘリウムの主要産出国であるカタールとアラブ諸国の国交断絶の影響で各社の輸送コストが上昇したことや、価格決定の国際指標も上がっていることから値上げする。また、同社に関しては取引先に15%の価格上昇を伝えたとあり、実現すれば4年ぶりの値上げとなる見通し。
【上期経常が24%増益で着地・7-9月期も11%増益】
11/10に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比23.7%増の81.4億円に伸び、通期計画の261億円に対する進捗率は5年平均の23.6%を上回る31.2%に達した。
産業用・家庭用ガス商社。LPGで首位。合成樹脂等も。液化水素で市場開拓。