持続型赤血球造血刺激因子製剤、先行バイオ医薬品との同等性検証される
10月26日の決算、18年3月期上期の連結経常利益は前年同期比81.1%増の24.6億円に拡大し、従来予想の18.4億円を上回って着地。通期同利益も2桁上方修正し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
主力の遺伝子組み換え成長ホルモン製剤「グロウジェクト」の販売が想定を超えた伸びを見せたことが寄与。
1月17日、キッセイ薬品工業と共同開発中の腎性貧血の治療に用いられる持続型赤血球造血刺激因子製剤ダルベポエチンアルファのバイオ後続品について、第3相臨床試験でダルベポエチンアルファとの同等性が検証されたと発表され、今後の業績向上に期待したい。
チャート面では17年4月からほぼ一貫して上昇傾向にあり、25日線などの押し目買いポイントでは買い意欲が強いと見受けられる。18年に入り上場来高値を更新しつづけており、どこまで更新できるか期待したい。
業種:医薬品
時価総額:1890.1億円
PER:71.35倍
PBR:6.82倍
1/18 11:50追記 発表を好感され前場にしっかりと上場来高値を更新。続伸に期待する。次回決算は1/25予定。