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最新投稿日時:2018/01/05 18:39 - 「2日で1000円弱の急騰だが、25日線かい離率+5%をあてはめると・・・」(市原義明)

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2日で1000円弱の急騰だが、25日線かい離率+5%をあてはめると・・・

著者:市原義明
投稿:2018/01/05 18:39

◆短期的な上昇の高値目処は24000円か?

5日(金)の日経平均は、前日の大幅上昇の反動で伸び悩む場面もありましたが、大引けにかけて高値を更新する展開になりました。

年初2日間の上昇幅は950円程度の急騰ですから、これだけ大きく上昇すれば高値を警戒する方が自然な心理だと思われます。

ただし、過熱感の目安として意識されやすい「25日線のプラスかい離5%以上」をあてはめますと、ピークをつけるまでにはなっていないと考えられます。

昨年10月に新記録となる16連騰を達成しましたが、連騰中には+5%を越えることはなく、11月に入って上昇ピッチが早くなって5%を越えた傾向がありました。

そして、11月9日に23000円を瞬間的に越えてピークをつけたのですが、このときは取引時間中の高値23382円で25日線かい離率+7.9%に広がり、終値22868円で+5.5%に収まっています。

今日の25日線は22828円ですので、+5%をあてはめると23969円です。目先的に24000円を越えるほど短期上昇が続くようだと、警戒感が高まりそうです。

一方、年初から連日で売買代金が3兆円を越えていること、主力大型株の上昇が目立つこと、世界的な株高の展開を合わせて考えると、年初の大幅高は外国人投資家の買いによる水準訂正の可能性が高いと思われます。

そうなると、高値警戒感があっても、意外に下がらない展開になるかもしれません。海外市場次第ではありますが、大幅続伸が高値保ち合いの初動と考えれば、来週も堅調な展開が続きそうです。
市原義明
株式会社ストックゲート 執行役員兼営業部長
配信元: 達人の予想

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