○注目銘柄:トヨタ自動車(7203)【買い】
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に、投資家の様子見姿勢が強まったことで、13日の日本株市場は売り優勢で推移しました。また、前日のNYダウは上昇したものの、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数が下落したことで、日本株市場でもハイテク株が売りに押されました。指数寄与度の大きい銘柄が下落したことで、日経平均株価は前日比108円10銭安の22758円7銭で引けました。
相場がリスク回避優勢で推移する中、同社の株価は逆行高しています。これは、同社の想定する1ドル111円より、1ドル113円台という直近の為替レートは円安に振れており、業績向上期待が集まっていることが要因だと考えます。また、本日大引け後には、パナソニック(6752)と車載用電池事業について提携を行うと発表しており、14日には投資家の注目が集まる可能性が高いでしょう。同社の株価も、25日移動平均線を明確に上抜けており、上昇トレンドへの転換も期待できると判断しました。