【週明け、日本株はまた下落?】
東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは1つも無く、
値下がりした業種は33業種となりました。
また、日経平均は前日比45円68銭高となりました。
先週は、前半に弱気な推移が目立ったものの、
週末にかけて動きが強気方向へと振れ、
なんとか強気姿勢を維持した格好でした。
一方、、、
週明けの相場展望としては、
週末に円高が急激に進行しており、
1ドル=112円台にまで、
一気に円高となりました。
これが売り手掛かりとなり、
週明け早々の日本株市場は、
上値が重たくなりそうな雰囲気。
これまで、特にもみ合いもなく、
スイスイと相場上昇してきただけに、
ふたたび、元の水準まで、
ストンと一気に下落してもおかしくない。
だからこそ、怖い状況と言えるでしょう。
市場への投入資金量を減らしたり、
銘柄分散数を増やすなど。
リスク管理の姿勢を強めた方が良さそうです。
相場の上昇が期待しづらい、
今のような状況では、
これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。
よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。
ちなみに、ここ1ヶ月で堅調な業種は、以下の3業種です。
【ここ1ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ 電気機器(同+8.46%)
◯ 石油・石炭(前月比+8.37%)
◯ 工業(同+6.65%)
以上の3業種については、
ここ1カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。
今のところのCME先物市場の動向を見ると、
11月17日7時37分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-82円。
かなり弱気な動きを続けています。
何らかの買い材料が出ない限り、
上昇は難しいかもしれません。
今のところは、あまり資金を投入せず、
様子見したいところ。
11月20日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。