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最新投稿日時:2017/10/25 11:20 - 「高値警戒感は“かすみ気味…!?」(武市佳史)

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高値警戒感は“かすみ気味…!?

著者:武市佳史
投稿:2017/10/25 11:20

◆すぐさま“持ち直し”… - 再び、114円台回復

※ご注意:予想期間は10月26日と表示されていますが、本日(10月25日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


“利益確定売り”が入った格好のドル円でしたが、すぐさま“持ち直し”ています。

日経平均16連騰」の確定を機に欧州早朝組は“円売りで参入”、また「良好な米企業決算」は“ドル買い”を誘いました。
さらに「次期FRB議長争いはテイラー氏が優勢」との思惑も加わったことで、大きく反発しています。
押さえ込まれてきた2.40%を突破した米10年債利回りは一時2.426%へと上昇、これに引っ張られる格好でドル円は再び114円台を回復しています。

◆“114.00-20円のドル売りオーダー”突破は、「骨が折れそう」だが…!?

相変わらず、114円台では“利益確定売り”が目立ちますが、「株高の連鎖」は続いています。
またドルの騰勢と連動しやすい米10年国債利回りは、明確に「2.40%を突破」してきました。
さらに昨日も記しましたが、海外勢にとって「主要国で最も政局が安定しているのは日本」と映りやすいのも事実です。

「次期FRB議長争い/米税制改革/ECB理事会」に“不透明感”が漂っていますので、“慎重姿勢=上値が重い”となるのはいたし方ないところかもしれません。
しかし“調整が入った直後”でもあり、存在し続ける高値警戒感は“かすみ気味”です。

“分厚い114.00-20円のドル売りオーダー”にまた跳ね返されるかもしれませんが、仮にそうなっても“一時的かつ限定的”…?
“押し目”として捉え、しっかりと拾っていきたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:114.983(ピボットハイブレイクアウト、大台)
上値4:114.493(7/11高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:114.217(ピボット1stレジスタンス)
上値2:114.099(10/23高値)
上値1:114.016(10/24高値、大台)
前営業日終値:113.935
下値1:113.541(10/24高値後の押し目、10/23~10/24の61.8%押し水準)
下値2:113.451(、ピボット1stサポート)
下値3:113.250(10/23-24安値)
下値4:113.163(10/16~10/23の38.2%押し)
下値5:113.000(大台、ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:45 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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