目先は横ばいトレンドに転換
前回「変化日の通過とともに短期的な上値抵抗線をブレイクした。現時点では短期的なトレンドに変化は見られない」と解説しました。
解散総選挙が決定したことで、株価は景気対策への思惑などから、堅く推移しました。株価は想定レンジ内で動いた一週間となりました。
米国の株式市場は堅調な動きの一週間でした。
ドル円相場では小動きの一週間でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、短期的な上値抵抗線をブレイクしたことで高値圏で推移しましたが、小動きの展開が続いています。
解散総選挙が決定したことや、日銀のETF買入も続くことなどから、当面は底堅く推移する可能性が考えられます。
短期的なレンジの上値は2万0,550円、下値は1万9,800円、それぞれプラスマイナス150円とします。
現時点では、目先の短期上昇トレンドから横ばいトレンドに変化しています。ボックスの上下限で短期で回転させる戦略でよいでしょう。更なる上昇に向けて上値抵抗線を突破すれば、トレンドフォロー戦略でよいでしょうが、銘柄によっては高値掴みに注意が必要です。
東証マザーズ指数が動き、核となる銘柄が動いてきたことで、個人投資家のマインドも改善しているかもしれません。テーマを見誤らず波をしっかりと乗り降りしましょう。