<動意株・29日>(大引け)=トーヨーアサノ、日本ゼオン、理研計器など

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最新投稿日時:2017/09/29 15:05 - 「<動意株・29日>(大引け)=トーヨーアサノ、日本ゼオン、理研計器など」(みんかぶ)

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<動意株・29日>(大引け)=トーヨーアサノ、日本ゼオン、理研計器など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/29 15:05
 トーヨーアサノ<5271.T>=後場ストップ高。同社は29日午後1時、18年2月期の第2四半期連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を73億円から78億8900万円(前年同期比20.0%増)へ、営業損益を1億2000万円から4億8500万円(前年同期1100万円の赤字)へ、最終損益を4000万円から2億8900万円(同2600万円の赤字)へそれぞれ増額した。コンクリート二次製品事業および工事事業で、受注量の増加を主因として売上高が当初予想を8.1%上回る見込み。損益面では、販売価格の改善、およびグループ全体で取り組んでいるコスト削減の効果もあり、当初予想を大幅に上回る利益計上となる見込みとなった。

 日本ゼオン<4205.T>=後場急伸。同社は29日午後0時30分、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を2900億円から3250億円(前期比13.0%増)へ、営業利益を290億円から350億円(同13.8%増)へ、最終利益を200億円から250億円(同8.0%増)へそれぞれ増額した。業績上方修正の理由を、最近の業績および事業環境を反映し、売上高および利益が当初の予想を上回る見込みであるためとしている。

 理研計器<7734.T>=急伸。SMBC日興証券は28日、同社株の投資評価を新規「1」でカバレッジを開始した。目標株価は2720円とした。同社は産業ガス検知器で国内トップ。18年3月期の連結営業利益は前期比16%増の46億2600万円を見込んでおり、今後も最高益更新が続くと予想している。また、今後の拡大が期待されるリチウムイオン電池やLNG燃料船といった新領域は、同社にとって大きなビジネスチャンスになるとみている。

 第一工業製薬<4461.T>=5日続伸。同社は28日取引終了後、18年3月期の第2四半期連結業績予想の修正を発表。売上高を272億円から278億円(前年同期比7.9%増)へ、営業利益を14億円から21億円(同29.9%増)へ、最終利益を8億5000万円から12億円(同25.9%増)へそれぞれ増額しており、これを材料視する買いを引き寄せた。「ウレタン材料」の土木用薬剤、「機能材料」の難燃剤などが好調で売上高が想定を上回ったほか、高付加価値品が好調に推移したことや基礎原料ナフサ価格が低水準で推移したことが利益採算を向上させた。なお、通期連結業績については従来予想を変えていないが、増額期待が大きい。

 バリューコマース<2491.T>=続急騰。同社は成功報酬型のネット広告を展開するが、足もとの業績は絶好調に推移しており、前日に17年12月期経常利益を11億円から19億2000万円予想に大幅上方修正し2期ぶりのピーク利益更新、年間配当も2円増額の9円とすることを発表した。これを材料視する買いが集中する格好となった。

 東京エレクトロン デバイス<2760.T>=大幅続伸。同社は28日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を1400億円から1540億円(前期比16.8%増)へ、経常利益を15億円から20億円(同45.2%増)へ上方修正した。半導体や電子デバイス事業における製品販売が好調に推移するなか、スマートフォン関連の商権が拡大していること寄与する。また、今後も引き続き産業機器や自動車向け半導体製品の需要が高水準で推移する見込みであることも織り込んだとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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