〇注目銘柄:三井住友フィナンシャルグループ(8316)【買い】
29日の米国株市場では、北朝鮮のミサイル発射を受け、下落してスタートしました。しかし、その後は軍事衝突への警戒感が後退したことで、上昇して引けました。投資家が再びリスクオンに動いたことで、米ドル為替が1ドル109円台後半にまで円安進行し、日経平均株価の終値は前日比143円99銭高の19506円54銭と、節目の19500円台を回復しました。
為替が円安方向に向かっていることで、日本株市場には追い風となっています。地政学リスクへの懸念は残るものの、為替の円高進行が一服したことで、輸出株や景気敏感株に買戻しが入る期待が持てるでしょう。同行の株価を見ると、8月以降下落トレンドを形成していましたが、節目の4000円で反発しています。よって、31日も同行への資金流入が期待できると判断しました。