国内大手証券、地銀セクターの第1四半期決算を受けた見解
SMBC日興証券では、16日付で18年3月期第1四半期(4~6月)の決算発表を受けた地銀セクターについてのリポートを発行している。まず、上場地銀82行合算の第1四半期の連結純利益は前年同期比25%減、ただ前年同期の負ののれんが大きいため、連結経常利益の同2%減のほうが実勢には近いとし、会社計画に対する連結純利益の進捗率は34%で、想定線かつ実質前年同期並みとし、「厳しい環境ながら堅調なスタートを切った」との認識を示している。
大手地銀の株価は、4月以降はほぼTOPIX並みで、メガバンクよりパフォーマンスは良好だが、米長期金利の上昇期待後退や日銀の金融政策変更などの期待が後退するなかでアップサイドカタリストにも欠ける状況が続いている、と指摘する。そのなか、有価証券売却益などの寄与度上昇や、カードローン規制の波及に注意が必要であることにも言及している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
大手地銀の株価は、4月以降はほぼTOPIX並みで、メガバンクよりパフォーマンスは良好だが、米長期金利の上昇期待後退や日銀の金融政策変更などの期待が後退するなかでアップサイドカタリストにも欠ける状況が続いている、と指摘する。そのなか、有価証券売却益などの寄与度上昇や、カードローン規制の波及に注意が必要であることにも言及している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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