■上昇トレンド
主要顧客は慶應義塾大学のほか、味の素など大手食品メーカー、医薬品メーカーなど。大うつ病のバイオマーカー開発。
3月23日には、次世代バイオマーカー探索に関わる技術である「イオン源アダプタ」が日本で特許登録されたと発表。
メタボローム解析技術を飛躍的に向上させることが可能となるほか、
新たな革新的バイオマーカー発見の可能性を高めることも期待が拡がります。
3月30日には、米子会社を通じ、オランダに現地法人を設立すると発表。こメタボローム解析事業の海外展開を図るため、昨年米国に販売子会社を設立し、北米市場の開拓に注力してきました。今回、海外展開のさらなる加速を目指し、バイオ関連のビジネスが根付いておりメタボロミクス関連サービスの潜在的な需要が見込まれる欧州に子会社を設立した事で、海外展開加速の思惑も。
今月24日には、うつ病を血液検査で診断する研究用試薬キットを、今年度下期に発売すると会社説明会で発表。
前日には100%子会社のHMTバイオメディカルが、横浜市から[医薬品卸売販売業]の許可証を受領したと発表しており、いよいよ準備も整ってきてるかのようにみえます。うつ病患者は国内で100万人以上、世界では3億5000万人以上と言われている為、国内外を問わず研究用試薬キットの需要は厖大ではないでしょうか。
出来高がやや積まれている2200円後半に差し掛かり、先行スパン2も2359円に控えている為、
簡単には抜けなさそうな価格帯に突入。
ここを簡単にクリアするようだと、年初来高値に向けて動き出す事も期待出来るだけに、期待は懸かります。