船井電機は朝高後に反落、国内向けに液晶テレビ発売も強弱感◇

　船井電機<6839.T>は朝高後、反落。２日からヤマダ電機<9831.T>向けに４Ｋモデルを中心とした液晶テレビの独占販売を開始した。同社は「ＦＵＮＡＩ」ブランドで海外向けの液晶テレビを展開しており北米などで高実績を誇る。日本市場からは２０００年代に撤退しており、今回が再参入となる。市場からは、「業績面には一定の貢献が見込める」との期待がある一方、アナリストからは「日本でのブランド力は未知数。ソニー<6758.Ｔ>やパナソニック<6752.T>などとの競合もあり、シェアを伸ばすのは容易ではない」との見方も出ている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）