中期的な水準訂正の動きに期待
6月は999円でスタートし、6月20日(火)は1056円と5%上昇。
【会社概要】
民間企業や官公庁に対して、運用業務や業務処理の受託などを行うBPO事業を展開。サービス区分は、コールセンターサービス、BPOサービス、その他サービスの3つ。
●コールセンターサービス
年金相談窓口、ITヘルプデスク(テクニカルサポート)、受注センター、緊急対応コールセンターなどのコールセンターを構築・運営。
●BPOサービス
事務代行(業務受付、書類開封、入力、整理等の事務処理)、文書電子化(スキャニング)、原本保管業務、データエントリー処理業務などのBPOサービス、顧客事務センター内での事務業務受託、人材派遣、チーム派遣、人材紹介、紹介予定派遣などのオフィス・サポートサービスを手掛けています。
●その他サービス
Webサイト構築サービス、運用保守サービス、システム開発サービスなどのサービスを手掛けています。
【株価の動きと注目理由】
5月31日終値は999円。
2016年3月に新規上場し、当時の高値は1170円。その後は、約3ヶ月調整局面が続き2016年6月24日安値624円まで下落して底を打ち、割安感が意識されて下値を切り上げる展開。
2017年5月8日には1009円まで戻し、直近でも高値圏で推移。
2017年4月には、国民健康保険中央会より発注された、「介護保険及び障害者総合支援における介護・障害者事業所ヘルプデスク運営委託」を受託しました。
今後も企業の構造改革需要やアウトソーシング需要は、人材不足の影響で高まっており、当社サービスに対する引き合いは堅調すると思われます。
今期予想PERで10.7倍と割安感が強く、中期的に水準訂正の動きが継続する流れを想定しています。
6月は950円から1200円のレンジを想定。