【日経平均は一時急落。これから大丈夫? 】
東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは21業種となり、
値下がりした12業種となりました。
また、日経平均は前日比4円72銭安となりました。
北朝鮮による弾道ミサイル発射などがあり、
地政学リスクが改めて目立ってきました。
これを受け、為替は円高が進行。
一時は1ドル=110円台にまで、
円高が進行しました。
これは日本株市場にとっても悪材料で、
30日の日経平均は上値の重い状況が続いています。
警戒感の強い地合いが続き、
様子見ムードも広まってくる可能性があります。
そう考えると、これからの時期は、
相場の上昇が期待しづらいと考えられます。
今のような状況では、
これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。
よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。
ちなみに、ここ1ヶ月で堅調な業種は、以下の3業種です。
【ここ1ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ その他製品(前月比+11.88%)
◯ 食料品(同+8.23%)
◯ 電気・ガス業(同+6.86%)
以上の3業種については、
ここ1カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。
短期的な反落には要注意です。
何らかの買い手がかりが出ない限り、上昇は難しいかもしれません。
この流れのまま、相場全体は下落へと動きそうです。
急落する可能性も踏まえ、
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見したいところ。
5月31日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。