【日本株急落、これは暴落の予兆か?】
東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは29業種となり、
値下がりした4業種となりました。
また、日経平均は前日比261円2銭安となりました。
トランプ大統領の政策運営に対する
不安感が急激につよまったことにより、
17日夜のNYダウは今年1番の下落幅に。
これが売り材料となり、
日本株市場も大幅下落となりました。
また、それに加えて、
「円高」が進行し、これが逆風となって、
日本株市場が下落する展開に。
一時は1ドル=114円台にまで進行した円安も、
今では1ドル=110円台にまで逆戻りしてしまいました。
これは日本株市場にとっても悪材料。
そう考えると、これからの日本株は、
上値が重たくなってくる状況が想定できるでしょう。
場合によっては、暴落につながる恐れもありますので、
その可能性には注意しておきたい所です。
相場の上昇があまり期待できない今の状況では、
これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。
よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。
ちなみに、ここ1ヶ月で堅調な業種は、以下の3業種です。
【ここ1ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ その他製品(前月比+11.21%)
◯ 建設業(同+9.48%)
◯ 電気機器(同+9.19%)
以上の3業種については、
ここ1カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。
短期的な反落には要注意です。
5月18日19時47分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-244円。
相変わらず、かなり弱気な動きを続けています。
何らかの買い手がかりが出ない限り、上昇は難しいかもしれません。
この流れのまま、相場全体は下落へと動きそうです。
急落する可能性も踏まえ、
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見したいところ。
5月19日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。