【4月18日予想】今日は石油・石炭製品が狙い目?北朝鮮リスク再認識で円はなお先高観、内需関連株に押し目買い。= フェアトレード 田村祐一

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最新投稿日時:2017/04/17 19:11 - 「【4月18日予想】今日は石油・石炭製品が狙い目?北朝鮮リスク再認識で円はなお先高観、内需関連株に押し目買い。= フェアトレード 田村祐一」(田村祐一)

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【4月18日予想】今日は石油・石炭製品が狙い目?北朝鮮リスク再認識で円はなお先高観、内需関連株に押し目買い。= フェアトレード 田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2017/04/17 19:11

引き続き慎重なスタンスを保持すべきか

*前日の値動き*
4月17日の日経平均は前日比19円63銭高となり、1日を終えました。
前場は円高進行が嫌気されて輸出関連株などが売られましたが、後場になると円相場の上昇が一服して投資家心理の悪化がひとまずやわらぎ、為替の影響が比較的少ない内需関連株などが買われ小反発しました。
もっとも、欧州や香港市場がイースター休暇で休場となったこともあり、東証一部の売買代金は1兆6337億円(速報ベース)と今年に入って最低の水準となっています。

*為替相場の動き

一方、17日大引け後の為替は15時03分時点では1ドル=108円36~37銭と、前日17時時点に比べ56銭の円高・ドル安水準で推移しています。
北朝鮮情勢を巡る緊迫感から投資家のリスクオフ姿勢が強まり、円買い・ドル売りが入って円相場は一時107円台に迫る水準まで上昇しました。
前日比で円高に向かっているため、日本市場にとっては逆風の流れです。
従って、18日以降の日本株は上昇圧力が弱まってもおかしくない状況と言えるでしょう。


*為替を受けての相場の展望

為替が円高方向に進んでいることから、円高の進行を受けて外需株を中心に下落するおそれがあります。
日本市場全体としては、軟調な推移となる可能性があるでしょう。
ただし、利益のチャンスが無いかといわれると、そうとも言えません。
このような状況では、過去の統計上、円高時に株価上昇しやすかった銘柄に注目したいところです。

【円高メリット業種】
○建設(前週比-0.35%)
○鉄鋼(同-2.81%)
○ガラス・土石製品(同-3.89%)
○石油・石炭(同-7.76%)


※上記は、2003~2005年の円高進行時において特に上昇傾向が強かった業種です。

中でも、石油・石炭製品はここ1週間で下落しており、出遅れ感があります。
そう考えると、これから人気化する兆しがあっても、おかしくないと考えます。


*結論*
これらの内容を踏まえ、4月18日のスタンスは【大幅安になる】と予測します。
中でも、直近下落している石油・石炭製品は、統計的に見ても上昇傾向が強いことが分かっています。
ぜひ、注目してみてください。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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