【日本株急落、これは暴落の予兆か?】
東証一部の業種別で見ると、
33業種中、値上がりしたのは1業種となり、
値下がりした業種は32業種でした。
また、日経平均は前日比414円50銭安となりました。
一時は1ドル=115円台にまで乗せた為替も、
ふたたび、円高方向へと逆戻りしてしまいました。
ついに為替レートは、22日22時41分時点で、
「1ドル=111円12銭」にまで円高が進行。
個人的な経験値ではありますが、
「1円の円高進行」は、「日経平均200円安」ぐらいの、
大きなインパクトがあるような感覚を持っています。
ですから、これまでの急激な円高進行は、
日本株市場にとっては、かなりの重しとなる気がしますね…。
米国市場も軟調な動きをとっている上、
原油安も進行しています。
あっという間に、世界市場は全体的に、
日本株市場にとっての逆風となっているようです。
そう考えると、
しばらく日本株市場の上昇は期待できなさそうです。
これからはあまり大きなリスクはとらず、
しばらくは、慎重な姿勢で居るのが無難でしょう。
相場の上昇があまり期待できない今の状況では、
値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。
よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。
ちなみに、ここ1ヶ月で特に急伸している業種は、以下の3業種です。
【ここ1ヶ月で急伸した業種別株価指数】
◯ その他製品(前月比+8.44%)
◯ 食料品(同+3.31%)
◯ 水産・農林業(同+2.95%)
以上の3業種については、直近の急伸もあり、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。
短期的な反落には要注意です。
3月22日22時30分現在でCMEは対日経平均比-191円。
弱気な動きを続けています。
何らかの買い手がかりが出ない限り、上昇は難しいかもしれません。
この流れのまま、相場全体は下落へと動きそうです。
急落する可能性も踏まえ、
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見したいところ。
3月23日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。