利上げペースに焦点
ただ、注意しなければならないのはそのドットチャートはFOMCメンバーの『金利はこうあるべきと考えるもの』を示しているのであり、決して今後の利上げペースを示しているものではないということです。
実際、過去のケースでも市場は躍らされ、政策金利は据え置かれ、がっかりということが何度となくありました。
いずれにしても、15日のイエレン議長記者会見が終わるまで、揉み合い相場が継続するのではないでしょうか。今週末には、米雇用統計の発表も控えていますが、今回ばかりは利上げ確実と見られており、各指標の結果を確認するだけになりそうです。