週末のイベントを控え、短い時間軸でのトレード戦略

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最新投稿日時:2017/03/02 19:58 - 「週末のイベントを控え、短い時間軸でのトレード戦略」(比嘉洋)

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週末のイベントを控え、短い時間軸でのトレード戦略

著者:比嘉洋
投稿:2017/03/02 19:58

利上げ確率は66.4%

注目されたトランプ大統領による議会演説は大統領就任演説同様、「良いトランプ」を全面に打ち出したことで、議会との対立を強めなかったことで今後の政策実行に対し楽観的なムードが広がり、株高・金利高のトランプラリー復活の動きとなりました。

ただ、時を同じくしてFRBによる3月の利上げ観測が浮上、FRB要人からのタカ派的な発言が相次いでいることにより、市場の目はそちらに向かいつつあります。
個人的にはあの慎重なイエレン議長が市場が織り込んでいない状況で先んじて行動するとは思えなかったのですが、利上げ確率66.4%は決して無視できない水準まで高まっています。
加えて、15日にはオランダで総選挙が実施されることとなっており、外部要因リスクを避ける意味からも政策金利は据え置きになると考えた次第です。

今週末(日本時間4日3:00)にはそのイエレン議長の「経済見通し」に関する講演が予定されており、ここで3月利上げを示唆するのか否かが大きなポイントになりそうです。私のイメージしたシナリオとなれば、失望のドル売りに繋がります。

とは言え、3月は本邦輸出筋による決算がらみの円転玉が出やすい時期でもあります。
加えて、既存のポジションのクローズや必要最低限の実需フローのオペレーションに専念しがちであることを考えると、ドル/円の115円越えはもう少し先になるのではないでしょうか。

短期時間軸でのトレード

週末にイベントが控えていることもあり、短い時間軸でのお取引に徹してみてはいかがでしょうか。

右のチャートは60分足のチャートです。上段の21時間ボリンジャーバンドの±1シグマを抜けた方について行くというやり方です。利食いについてはトレール注文の利用、さらには、±1シグマの内側に戻ったところ、成行の3つ。

個人的にはトレンドが出た場合に備え、トレール注文を利用する方が良いのではないかと考えます。どの通貨ペアにおいても考え方は一緒ですので、トレードチャンスの幅も広がると思います。ご検討いただけたら幸いです。
比嘉洋
マネースクエア シニアコンサルタント
配信元: 達人の予想

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