3D-NAND製造装置の需要拡大を追い風に、同社技術へのニーズ高まる
一言に半導体製造装置といっても、半導体製造工程には前工程と後工程があり、その中でも細かく工程が区切られています。製造装置はその工程ごとに専用のものが存在しているのですが、同社はその内前工程の6つのカテゴリーで参入しています。同社が位置する半導体前工程製造装置の市場規模は310億ドル。同社はこの内約17%のシェアを誇る世界第4位の企業です。
フィラデルフィア半導体株指数(半導体の設計、流通、製造、販売を手掛ける企業株で構成される調整時価総額加重平均指数)は堅調に上昇が続いています。今週から日本では第3四半期の決算発表が始まりますが、半導体関連の2016年10-12月の業績は堅調だったものと思われ、同社も上昇を期待出来るところと思います。