レイが大幅続落、第３四半期７４％営業減益

　レイ<4317.T>が大幅続落。直近で人気化していたことから、利益確定売りが出ていることに加えて、１２日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１６年３～１１月）連結決算で、売上高８２億１００万円（前年同期比７．３％減）、営業利益１億５８００万円（同７４．１％減）、純利益７２００万円（同８２．９％減）と大幅減益だったことも売り材料視されているようだ。

　ＳＰ（セールスプロモーション）・イベント部門やテレビＣＭ部門ともにイベントや展示会が多く開催されたことで、業績は改善傾向にあるものの、第２四半期に発生した大型プロジェクトの頓挫による影響を回復するまでには至らなかったという。また、映像機器レンタル部門で設備投資の機材関連費用が増加していることも利益を圧迫した。

　なお、１７年２月期通期業績予想は、売上高１１３億円（前期比１．４％減）、営業利益２億円（同５７．３％減）、純利益１億３０００万円（同６３．５％減）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）