【買い】出光興産＜5019＞岡安商事・玉川博一

外部環境好転、踏み上げ期待

同社はご存知の通り、石油元売り民族系最大手会社。映画「海賊と呼ばれた男」のモデルが創業者である。
創業当時時から、業界組織やら、メジャーとの対決で苦難の連続、戦後初めてイランから石油輸入を成功、数々の危機を乗り越えてきた。原点は人間力にあるようだ。苦しい時でもリストラしない人間尊重主義を貫く。
12/30時点で信用買い残474900株、信用売残1309600株、貸借倍率0.36倍。年末は踏みが入るどころか、逆に売り残が３万増加で、踏み上げエネルギーを蓄えた。
また原油価格1ドル上がると在庫評価益が21億増、ドル円が1円の円安で＋７億増となる。同社の想定レートはドバイ45ドル、為替110円としている。外部環境好転で前期の経常損-219億から、2017年3月期は、2期連続赤字だったが黒字転換予想。
カラ売り残が半減するまで買い方針で。