太平洋セメが急動意、国内外セメント需要喚起の思惑で昨年来高値更新
太平洋セメント<5233.T>が急動意、一時19円高の389円まで買われ昨年来高値を更新した。セメントで国内シェア40%近くを占める最大手企業だが、国内は安倍政権の総額28兆円規模の経済政策による内需活性化が追い風材料。「来期から19年にかけては2020年開催の東京五輪特需が売り上げに乗ってくる」(国内中堅証券)と指摘され、投機資金の買いを助長している。また、売り上げの4分の1を海外で稼ぐなど輸出比率も高い。海外ではベトナムやフィリピンなど東南アジア向けが伸長しているほか、巨額のインフラ投資に踏み込むトランプ次期政権の政策恩恵が期待されている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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