週間の反発を期待
2017年3月期第1-2四半期までの業績は経常収益が前年同期比0.6%増の2兆4021億7700万円、経常利益が18.6%減の5,142億5100万円、親会社株主に帰属する純利益が7.5%減の3,591億9800万円、一株当たり利益(EPS)が262.72円(前年同期は283.89円)となりました。
2016年の値動きをセクター別で見ると、任天堂という特殊銘柄に左右される「その他製品」を除くと、「石油石炭製品」「機械」「卸売業(商社)」が年間のトップ3業種でした。「医薬品」は年間で-10%下がり、終盤に最も強かった「銀行」も-8.3%安とワーストに近く、まだまだ割安とも言えます。
足下の推移を見ても、あれほど強かった「銀行業」が過去10営業日で▼3%以上もTOPIXをアンダーパフォームし、一時の加熱感が冷まされてきました。短期調整終了と見ます。