反発を期待
トヨタ、レクサスのブランドで世界展開。日野自動車、ダイハツを傘下に擁し、販売台数は1000万台超えの世界トップです。2017年も過去最高販売台数を更新する見通しとなりました。
もっとも、既に巨体の同社の販売台数は毎年1-2%程度の微増が続くのみです。それだけでも2兆円前後の利益が出ており、その利益が毎年溜まっている状況です。
しかし、為替水準で利益額は大きく異なってきます。その一方で、お家芸とも言えるたゆまぬコスト削減努力を続けており、円高時には利益の低下を食い止め、円安時には追い風が吹いたように巨額の利益が計上される傾向があります。つまり現在のような円安に傾いているタイミングでは業績・株価が上がりやすい銘柄と言えます。
短期指標も調整が示唆されており、反発が期待できるところかと思います。