【買い】本田技研工業(7267):来年からの上昇に備えたい
ニューヨークダウは前日比13.90ドル安の19,819.79ドルで取引を終えました。
年末を控え商いが薄い中、業種別では公益株が1.3%の上昇となりましたが、利益確定売りや銀行株が株価を引き下げ、弱い動きとなりました。
金利上昇が一段落した模様で、米国債10年物利回りは、前日比0.031%下げて2.477%。市場の関心は、株価を押し上げてきたトランプ新大統領の政策への期待感が現実のものとなるかというところに移ってきており、様子見になっているようです。
米国株式市場の下落を受け、小動きの相場となるかもしれませんが、先行観は根強く底堅い動きとなると思われます。
引き続き日本株買いを推奨したいと思います。
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2015年(1-12月)の販売台数は、四輪車が466万台で世界第7位、二輪車が1057万台で世界トップです。
2017年3月期上半期の業績は、販売は伸びたものの円高の影響で減収となりました。しかし一時的な会計利益の計上に加え、1000億円を超えるコストダウン効果により増益が確保されています。さらに円高是正も加わり業績改善期待から株価は上昇しています。地合いは良好だと思います。
また今後の業績拡大への期待としては、四輪事業を牽引する北米市場での生産入れ替えによる採算性向上、中国での新工場稼働による生産能力拡大と販売台数増などに向けられています。