■オーバーナイトではなく、回転を効かせた売買に
■本日のアジアタイムでは、クリントン候補のメール問題に関するFBIの訴追見送り報道からギャップアップでスタートしました。
その後もトランプリスク後退から株式を始めリスク選好に入り、104円台での推移となっています。
■流石にこのタイミングでFBI報道が出たことで、買いに転じたことは確かです。
米大統領選を控え、ポジションはスクエアにしている主体が多いのですが、買戻しを急いでいる主体もあることは、円買いに傾けておくこともリスクが高いということです。
しかし、未だこのままこの上昇トレンドに再度、発展するかどうかは?以下の理由からも不透明です。
・選挙結果が仮に、クリントン候補が当確したとしても、同時に行われる連邦議会選で
上院・下院共に議席数確保できるかどうかは疑問であること
・チャート上でのギャップアップによる「窓開け」
・相場のセオリー「噂で買って、事実で売る」
■いずれにしても、新大統領誕生でも、米国の保護主義政策や政策運営の面で再度、ドルが日増しに重くなるのではないかとみています。
ということで、今夜のドル円戦略としては、アジアタイムで既に100pips以上上昇しているので、「目先は」、売り目線で考えています。
戻り売り(指値)
・4時間足ベース水平線…104.65円
ブレイクダウン(逆指値)
・本日安値…103.72円