協業タイトルの貢献で利益改善が見込まれる~任天堂タイトル5本配信予定
主な収益源は売上全体の76%を占めるゲーム課金で、他社の有力IPを活用したゲームを中心に「モバゲー」で1000種類以上を提供しています。
主力のゲーム事業が強化されると同時に、同社は多様なサービスを運営しており、総合ショッピングサイトの「DeNAショッピング」、オークション・フリマアプリ「モバオク」、決済代行サービスを含むEC事業、カーシェアアプリ「Anyca」をはじめ自動車分野や女性向けキュレーションアプリ「MERY」などを提供しています。
またIP創出プラットフォーム事業、キュレーションプラットフォーム事業、ヘルスケア事業、オートモーティブ事業など新規事業への多角化も進んでいます。
ZMP(非公開)と共に自動運転によるロボットタクシー事業の合弁会社を設立したことも注目したいところです。
また、注目を集めるのは任天堂と協業でのアプリゲーム配信です。17/3期末までに5本を配信する予定で、9月には 「SUPER MARIO RUN(スーパーマリオラン)」の配信が決定しました。さらに「ファイアーエムブレム」「どうぶつの森」の配信が予定されており、任天堂の強いブランド力によるユーザー数の獲得に期待ができます。
11月4日に決算発表を予定しています。