■目先は押し目を探る展開
■昨日は、材料となる経済指標も無く、株価や原油を横目にしながらの
展開となり、106円前半をキープして終了しました。
また、ここまで相場を押し上げてきた材料を確認したい向きもあることから、
積極的な売買は控えられています。
そんな中、米住宅着工件数は市場予想を上回り、ドル買いムードも強く、
対円でも105円台では買われ底堅い動きもみえます。
■英離脱後の相場は、米株高を材料に世界的にも楽観ムードが強くみえます。
その証拠にシカゴのVIX指数(恐怖指数)も急低下し、約1年ぶりの
11ポイント台に入っています。
ちなみに英離脱時の高値は26ポイント後半を付けていました。
この急低下する恐怖指数がこのまま低位にいるはずもなく、今の相場は
嵐の前の静けさのようにもみえます。
年後半には英国とユーロ圏との貿易問題や米大統領選を控えているからです。
今の時期はサマーバケーションとも重なるので方向が出にくいとみています。
■本日は株価を横目にしながらの展開とみています。
昨日も書きましたが、日足上の200日移動平均線に接近していることもあって、
やや意識されやすい水準にもなってきています。
しっかりと押目を探すことが大事だとみています。
押目ポイント
・昨日安値…105.64円
・一昨日安値…105.27円
ユーロドルの日足は、200日移動平均線を意識した動きになっているのが
良くわかります。
特に英離脱後の高値は全て、この200日移動平均線をタッチするものの、
その後は売られる展開となっています。参考にして頂ければと思います。