【日本株大反発、これからどうなる?】
6月27日は、24日に日本株が急落した点や、円高が一服したこともあり、自律反発となりました。一時はどうなることかと思いましたが、とりあえずの反発に安堵している方も多いでしょう。
しかし、大引け後は先物の動きが芳しく無く、自律反発による買い圧力は、一服したという見方ができます。続伸を狙うにはまだ後押しが足りないという印象があるところです。このような状況では、相場が反落する余地も残されているため、あまり下落していない業種には要注意。これらの業種は特に売られやすい銘柄群と考えられますので、安易に購入すると、高値づかみとなるリスクがあるでしょう。
【ここ1週間で殆ど下落していない業種別株価指数】
◯ 情報・通信業(前週比+0.54%)
◯ 医薬品(前週比-0.12%)
◯ 小売業(前週比-0.16%)
以上の3業種については、まだ下落しきっていない側面もあり、まだ下落余地が残っている状況だと考えられます。短期的な反落には要注意です。
27日18時54分現在でCMEは対日経平均比-69円。この流れのまま、相場全体は反落へと動きそうです。このまま本格的な下落に転じる可能性も踏まえ、安易にナンピン買いはせず、様子見したいところです。6月28日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。
では、6月28日も1日、引き締めて行きましょう!