ソニーはPSVRをプレスカンファレンスで公開か
今年のE3の主役はVR(Virtual Reality、バーチャル・リアリティー=仮想現実)対応ゲームになりそうだ。そのなかで目玉となるのがソニー<6758>傘下のソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が今年10月から日本、北米、欧州、アジアの各国で発売を予定しているPS4対応のVRシステム「プレイステーション ヴィーアール(PS VR)。VRヘッドセットとプロセッサーユニットで構成された製品の希望小売価格は4万4980円に設定。PS4本体への接続が前提ながら、単純比較はできないものの、他社製のVRシステムに比べれば割安に設定されている。ソニーのE3でのプレスカンファレンスは日本時間で14日午前10時から実施する予定であることが伝えられており、ここで「PS VR」で何らかの説明がある可能性が高そうだ。
一方、次世代機の発表が有力視されていた任天堂<7974>はプレスカンファレンスには参加せず、「ゼルダの伝説」を核とした最新ソフトの公開に限定する予定であることが会社側から公表されている。
ソフトメーカーではバンダイナムコホールディングス<7832>やカプコン<9697>、コーエーテクモホールディングス<3635>、コナミホールディングス<9766>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、セガサミーホールディングス<6460>傘下のSEGA Europeなどが今年も出展を予定。スクウェア・エニックスは「Tomb Raider」の最新作、カプコンは「バイオハザード」最新作などの発表が期待されている。