110‐111円水準が上値抵抗帯に変化
ただし、これまでの支持線であった110‐111円が上値抵抗に変化しており、来週のワシントンでのG20財務相会合に向けて、V字型の切り返しではなく、戻りを再度、売られて2番底(もしくは1番底)を探る流れとなる可能性の方が高いのではないか?口先介入はできても、実弾介入ができない事は、既にマーケットに見透かされている。
来週は米決算発表も本格化する中、高値圏にあるNYダウが崩れを見せると、再度、リスク回避が意識される事もあろう。17日に予定されている主要産油国会合でも、効果的な減産対応はできないとの見方も強い。