アクトコール<6064>=ストップ高。
27日付の日本経済新聞夕刊は、同社が東大発ベンチャーなどと組み人工知能(AI)を使ってコールセンターの電話対応などを自動化するシステムを開発すると伝えた。水漏れやトイレ詰まりなど困りごとの状況や氏名などを音声で質問し応急対応を助言する。自動化で人材配置を効率化することを視野に入れており、応対件数の増加による売り上げ拡大や、人手不足に対応し業務環境を改善することなどを目指す。
エイジア
<2352>=後場に入って急伸。
同社はきょう、資本業務提携しているメタデータ(東京都文京区)が人工知能を活用した高速マッチングエンジン「エックステック」の発売を発表したことを明らかにした。エックステックは、実用性に乏しい機械学習アルゴリズム(ディープラーニング)や、処理が遅延しがちな従来型マッチングエンジンの問題を解決する高速マッチングエンジン。既に2社への納入が決まっているほか、EC業界やフィンテック分野向けへの提供が予定されているという。
ソーシャルワイヤー<3929>=後場に入って急動意。
同社はきょう午後0時30分に、タイ・バンコクでレンタルオフィスなどを運営するアントレハブ(タイ)を子会社化すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。株式譲渡実行日は4月1日を予定。アントレハブ株式9800株(議決権所有割合49.0%)を取得する。
日産自動車<7201>=急騰し1000円大台回復。
26日取引終了後、発行済み株式数の上限6.7%、最大4000億円の自社株買いを実施すると発表。これを好感した買いが寄り付きから流入している。株式取得期間は2月29日から12月22日まで。取得後の株式は消却を前提としている。
太洋工業
<6663>=ストップ高。
同社は26日、一般に市販されている化学繊維製テキスタイル(布)上に金属回路を形成する技術を開発したと発表。スマートウエア用途での採用を想定しているといい、今後の展開が期待されているようだ。開発した技術はFPC(フレキシブルプリント配線板)製造における金属回路形成技術をテキスタイルFPC用に改良したもので、より高密度な配線を実現することができる。
フォーカスシステムズ<4662>=ストップ高。
同社は26日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、3月4日付で東証2部から東証1部に指定されることになったと発表した。通信、官公庁、金融関連向けを中心に情報システムに関するコンサルティングから開発、運用・保守を含めた一貫体制を確立している。16年3月期連結業績は売上高153億円(前期比1.4%増)、経常利益9億2000万円(同2.5%増)を見込んでいる。