SCSK<9719>=後場一段高。
同社はきょう午後1時に、16年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益は従来の305億円から315億円(前期比12.5%増)に引き上げた。売上高予想も3150億円から3200億円(同7.5%増)に増額修正。金融向けを中心としたシステム開発事業が引き続き堅調に推移するとみている。
そーせいグループ
<4565>=後場上昇加速。
同社はきょう、ノバルティス社へ導出しているグリコピロニウム臭化物「シーブリ」およびグリコピロニウム臭化物を含有する「ウルティブロ」の15年第4四半期(10~12月)の業績が明らかになったと発表。「ウルティブロ」の売上高は前年同期比49%増の7600万ドル(為替の影響を除くと68%増)、「シーブリ」は同12%減の3700万ドル(同1%増)となった。同社はノバルティス社との契約に基づき、全世界の売り上げに対する一定率のロイヤルティーを受領することになっている。
住友理工<5191>=後場上げ幅を拡大。
同社はきょう午後1時に、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は87億円(前年同期比75.0%増)となり、通期計画110億円に対する進捗率は79.1%に達した。売上高は3163億9600万円(同7.6%増)で着地。主力の自動車用品事業は北米での販売が好調だった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
enish<3667>=ストップ高。
同社は27日、みんなで×つなげるバトルRPG「12オーディンズ(トゥエルブ オーディンズ)」Android版の配信を開始したと発表。事前登録者数は20万人を突破しており、これが期待材料となっているようだ。なお、iOS版は近日中の配信を予定している。
コスモ・バイオ<3386>=大幅高。
同社は27日の取引終了後、15年12月期連結業績について、売上高を従来予想の77億6000万円から73億5700万円(前の期比1.7%増)へ引き下げた一方、営業利益を9000万円から2億円(同23.5%増)へ上方修正したことが好感されている。これまで以上に利益性の高い商品・サービスの販売に注力したほか、販管費の節減に努めたことが寄与したという。これにより、減益予想から一転して増益着地となっており、2月12日発表の今16年12月期業績予想への期待も高まっているようだ。
SOL Holdings
<6636>=急伸。
同社は27日、メキシコ合衆国農畜水産農村開発食糧省(SAGARPA)が「バイオエタノール向け認定作物」としてスーパーソルガムの優位性を高く評価し、認定作物として同国内の広範な地域でスーパーソルガムの栽培を推奨する旨の報告がされたと発表。今後の展開が期待されているようだ。同社は、SAGARPAから栽培のために必要な支援を要請することに問題はないとの見解を得ているとしており、認定作物として正式に登録されれば同国内でスーパーソルガムを栽培する農家に対して補助金が支給されることになる。