■中国リスクと原油リスクの「Wの悲劇」継続

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最新投稿日時:2016/01/18 10:12 - 「■中国リスクと原油リスクの「Wの悲劇」継続」(平野朋之)

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■中国リスクと原油リスクの「Wの悲劇」継続

著者:平野朋之
投稿:2016/01/18 10:12

■本日はポジション調整済から、値動きは少ない一日か?

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■週末の小売売上高、NY連銀製造業景気指数が
それぞれ悪化し2009年以来で最低水準を記録した
ことを背景に株式市場が下落。そしてNY原油先物も
30ドルを割り込み,年初からのパターンである円買い
になっています。



■NYダウも年初から1,500ドル以上の下落となり、
中国リスクや原油暴落リスクを被ってしまっています。

この株式市場の下落は世界経済の景気後退入りを
示唆しているとみています。

更に、リスク回避の動きは日本円やユーロにも影響
が出ていることで、今後の追加緩和策の動きにも
注目が集まりやすくなっています。



■昨年までは、米国の金融政策正常化を中心に
ドル買いブームで世界経済も好循環の流れに
いましたが、今年は中国リスクと原油リスクの
「Wの悲劇」といます。

この動きを止めるには価格調整か、時間調整の2つ
しかないのは相場取引の常識とも言えます。

政府がテコ入れしようが金融政策でテコ入れしようが
相場は生き物ですので、行くところまで行か
なければ、現在の展開はそう簡単には変わりそうに
ありません・・。



■本日は、世界的な株安と原油安を背景に
「戻り売り」優勢な一日とみています。

NY株式市場はキング牧師の誕生日で三連休。
そして明日に中国GDPの発表を控えているので
それほど大きくは動かないと考えていますが、
ドル円は、再び116円を探る展開もありそうです。



■テクニカルポイントとしては、
4時間足ベースで上値ポイントが一目均衡表転換線
(117.39円)、先行線の下限(117.65円前後)と
みています。

下値ポイントは、先週末安値(116.50円)、昨年8月24日
安値(116.15円)とみています。



■新規ポジションを取るのであれば、戻りを十分に
確認してからエントリーするのが得策と考えて
いますので、「焦らずゆっくり」を念頭に
トレードしていただきたいと思います。


※本日のチャートは4時間足になります。
平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想

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