１月６日（ブルームバーグ）：バーゼル銀行監督委員会の上位機関である中央銀行総裁・銀行監督当局長官グループ（ＧＨＯＳ）は６日、売却が容易な資産を十分保有するよう銀行に義務づける新しい流動性規制案について、内容を緩和し、施行を先延ばしすることで合意した。同案が実施されれば、融資が抑制され景気回復を阻害するとの懸念に配慮した。 　今回の合意により、銀行はいわゆる「流動性カバレッジ比率（ＬＣＲ）」の基準を満たすために利... ...続きを読む

バーゼル３、日米欧は完全実施できない可能性も－報告 　　　　　　６月11日（ブルームバーグ）：日米欧の銀行当局は2008年の米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス崩壊を受け金融危機の再発防止を目指して策定された銀行の新資本規制を、完全に実施できない可能性がある。バーゼル銀行監督委員会が指摘した。 バーゼル委員会は11日、ウェブサイトで報告書を発表し、新銀行資本規制「バーゼル３」の基準に合わせて各国が規制を導入... ...続きを読む