食材の仕入れシステムなど同社が提供する飲食店向けサービスを実証し、改良するための店舗と位置づけるようです。
新型コロナウイルスの影響で主力事業のグルメサイト「ぐるなび」の収益が低下していることから、飲食店支援事業の強化につなげるようです。
飲食店の店舗は、11月22日にぐるなびの100%子会社として設立した「Gダイニング」が運営し、資本金は1000万円だそうです。
社長には、ぐるなびの今村俊一常務執行役員が就き、ぐるなび本体とは業務委託契約を結び、飲食店支援サービスの開発を担うとのことです。
Gダイニングの直営店舗で、ぐるなびの飲食店向けサービスを試験的に導入するそうです。
ぐるなびは、自分のスマートフォンで注文や決済ができるモバイルオーダーシステムや、業務用の食材を仕入れる電子商取引(EC)サイトを手がけており、実験で得られたノウハウを、グルメサイト「ぐるなび」の加盟店向けサービスの開発にいかすようです。
ぐるなびは新型コロナの影響で飲食店が広告費を絞り、加盟店が減少したことなどが響き、2021年3月期は2005年の上場以来初めてとなる最終赤字だったそうです。
11月半ばから株価の下落基調が続いていますが、歯止めはかかるでしょうかね。
2440:454円