情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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日本株について
本日の日経平均株価は、462円安の27821円で取引終了。
前場は買い先行の後に高値で揉み合いますが、午後はジリ安。14時から大口売りが連発すると一気に下げ幅を拡大させました。
売買代金は5兆4893億円、出来高は25億4576万株。
MSCIによる指数構成銘柄の見直しに伴う売買で大商い。
値上がり銘柄数は572、値下がり銘柄数は1533、変わらずは79銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
3業種が上昇、30業種が下落
上昇率の高い順
陸運、鉱業、石油・石炭
下落率の高い順
鉄鋼、海運、非鉄金属、その他製品、医薬品
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は39、値下がり銘柄数は184、変わらずは2銘柄でした。
上昇率の高い順
(8697)日本取引所G 5.38%高
(7731)ニコン 3.16%高
(7733)オリンパス 2.96%高
(4578)大塚HD 2.88%高
(9007)小田急電鉄 2.68%高
下落率の高い順
(7201)日産自動車 5.16%安
(5202)日本板硝子 4.74%安
(7211)三菱自動車工業 4.44%安
(9983)ファーストリテイリング 4.40%安
(4021)日産化学 4.25%安
〇欧米株の反発が買い材料
米国株 主要3指数
ダウ平均 0.68%高
ナスダック 1.88%高
S&P500指数 1.32%高
欧州株 主要3市場
イギリス(FTSE) 0.94%高
ドイツ(DAX) 0.16%高
フランス(CAC) 0.54%高
大きく下げていた欧米株が反発したことで、日経平均も買い先行。
〇警戒した手控えと手仕舞い
米国株の項でも書いていますが、大きく下げた後の自律反発は一過性になることも多いです。株価が反発すると、損失に耐えていた投資家による戻り売りが出てきやすい。そこで大きく下げてしまうと、反発時に買い付けた投資家による見切り売りと失望売りが下げに拍車をかけてしまう。
欧米株が再び大きく下げるようだと日本株に大きなマイナス材料となる為、警戒した手控えと手仕舞いで前場は上値が重くなったと考えています。勢いがあったのは最初だけで、上値は伸びず高値圏で揉み合いました。
〇14時の魔
欧州投資家など海外投資家が売買する時間に差し掛かる為、変動することが多いです。下げたのを見てから書く「後出し」ですが、欧米株下落を先取りした海外勢の大口売りが連発したと思いました。
14時の28400円から終値27821円まで、およそ600円近く売り込まれています。
〇控えめな反発予想はハズレ
本日は欧米株高を受けて、日本株も「上げ幅控えめの自律反発」を予想していました。結果は大きくハズレて462円安。14時の魔にやられた感じですが、売られるとは限らないので難しいところです。
〇自律反発しなくて良かったかも
仮に欧米株が急反落すれば、明日の日本株に大きなマイナス材料です。ここで、本日反発していれば見切り売りと失望売りが下げに拍車をかけるかもしれません。下落は望みませんが、日経平均が自律反発しなかったことで、欧米株急反落でも「ある程度は下げに耐える」展開になるのではないかと。
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